ここ数ヶ月、度々浮かぶ希死念慮と時折沸き起こる今まではあまりなかったようなヒステリックな感情の荒ぶりに危機感を覚え約1年半ぶりに精神科へ診察を受けに行った。10代の最後に双極性障害(Ⅱ型)、そして限りなく黒に近いグレーのADHDと診断され、引っ越しで転院をしたり予約したことを忘れてそのままになったりしつつも断続的に通院と投薬を行っている。前回の通院から間が空いたのは調子がよかったからではなく、予約をした日に体調が最悪になりキャンセルの電話もできないまま放置していただけだ。

今回久しぶりの診察で、⑴自分で自覚している問題点とそれらへの対処法、⑵ネットで記事を読み当てはまる項目の多さに気になっていた『自分は境界性パーソナリティー障害なのではないか』という話をした。

双極性障害ADHDに伴って自律神経失調症を抱えていて、それらのどれもが要因であり結果であり悪循環を起こしていると自分では考えていることを相談すると、どうにかするにはひとつづつ治療を試み問題の根幹を探っていくしかないとの事だった。自分としてはまずADHDをどうにかしたい気持ちがあった。今現在就いている仕事はADHDに全く不向きな職種であり、ベテランと呼ばれるような勤続年数を経てようやく仕事内容に慣れ人並みにミスも減ってきたところで、それでも仕事のある日は心身共に消耗が激しく8時間働いて帰ると家事も趣味も何もできず、すぐにセルフネグレクト状態に陥ってしまう。向いてないとわかっているものの過去の職場での失敗を思い出すと6年以上奇跡的に続いている職場を離れるのが非常に不安で、なかなか転職を考えられずにいた。なのでADHDがもしどうにかなればその他に与える影響が軽くなるのではないかと希望があった。先生は「教科書通りであれば先ずは双極性障害の方の薬を出すのだけど、本人の希望であれば」と、ADHDの治療薬の処方をしてもらった。そもそも自分がADHDと双極のどちらかより重度であるかという見極めも必要なので、気分と体調のデータを毎日取ることで今後の治療法を考えていくことになった。

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⑵『境界性パーソナリティー障害』については、まず双極性障害やうつ、PTSDなどといった精神的な問題があり、結果としてパーソナリティー障害を抱えてしまうということが多い(原因となる精神的な問題が見受けられずとも、純粋に(?)パーソナリティー障害を持つ場合ももちろんあるらしいが)ので、自分の場合はまあ、境界性パーソナリティー障害の問題行動として羅列されるものに当てはまって当然だがそれは置いといて原因と考えられる病気の治療をしようね、とのことだった。これについては多少冷静な気持ちで捉えられるようになったので話せてよかっとと思う。

ADHDの薬と併せて過集中で眠れなくなった時の眠剤、過度にイライラした時用の頓服薬も処方された。
毎日の記録を取るなんて高度なことが続けられると思えないが、とりあえずやっていくしかない。以上。